皆で実践! 差異を学びに、違いを強みへと変える『ファシリテーション』

皆で実践! 差異を学びに、違いを強みへと変える『ファシリテーション』

官民協働ネットワークCrossover主催
参加型フォーラム

 

 

皆で実践!

差異を学びに、違いを強みへと変える

『ファシリテーション』

 

 

報告書

 

 

 

2018年11月10日(土)
東京医科歯科大学M&Aタワー ファカルティラウンジ

 

1 はじめに


Crossover代表:池田洋一郎(アジア開発銀行(ADB)総裁首席補佐官)の一時帰国に併せて開催した本参加型フォーラムには、100名を超える方々の参加をいただき、大盛況の内に幕を閉じました。お休みのところ、会場まで足を運んでいただき、会を盛り上げていただいた皆様、イベントの成功にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

立場や意見、あるいはバックグランドが異なる人々が協働しながら、組織や社会の問題解決や新しい価値の創造に取り組んでいくには、どんな仕組み、ツール、あるいはマインドセットが必要なのだろう?私には何が出来るだろう・・・このテーマは池田自身が、アジア開発銀行という国際機関で日々悩んでいることであり、またCrossoverを立上げ、17年間活動を継続する中で、仲間と共に考え続けてきたテーマです。
本フォーラムでは、こうした問題意識を持って、「差異を学びに、違いを強みへ」と変えていく「ファシリテーション」について、池田の経験談を肴に立場やバックグラウンドを超えて想いを共有し、学び合う時間を持ちました。

また、今回は、現在留学や仕事で海外にいるCrossover運営ファシリテーターや会員の方がオンラインで参加できるよう、医科歯科大学の会場と、ニューヨーク、ワシント、そしてシンガポールをオンラインでつなぎ、時差や距離の差をcrossoverした空間を作りました。

フォーラムの概要は以下の通りです。

 

2 第1部 参加型フォーラムの概要  14:00~16:00


(Crossover代表池田洋一郎からのメッセージ:国際機関経営の現場から)

「アジア開発銀行とかけて、クロスオーバーと解く、そのこころは:ファシリテーション」というメッセージではじめた池田からのプレゼンテーションは、
①ファシリテーションとは何か、
②立場や意見の異なる人たちが、問題解決や新しい価値の創造に取り組む上で、なぜファシリテーションが重要となるのか、
そして
③効果的にファシリテーションをしていくうえで必要なマインドセット、習慣、仕組み、ツールは何か、
と言った事柄について、アジア開発銀行の歴史やプロジェクト、そしてCrossoverでの活動を通じて池田が見聞きし、体験したことをケースに、対話形式で皆さんと議論を深めていきました。

プレゼンテーション後に設けた質疑応答の時間には、合意形成をファシリテートすることと、リーダーシップを発揮することとの違い、ファシリテーション自体は目的ではなく手段であること、「中立」であることの難しさ、日本の組織や社会におけるファシリテーター活躍の余地、地域社会や家庭といった文脈でファシリテーションを実践していく上での習慣、と言った本質的な指摘を数多くいただきました。

 

3 第2部 懇親会の概要  16:00~18:00


フォーラム終了後の懇親会では、運営ファシリテーターより、昨年秋に行った「Crossover ファシリテーション強化合宿」、今年の9月にバンコクにてASEAN諸国に駐在中の運営ファシリテーターが集って行った「Crossover ASEAN Summit」の報告が行われたほか、Crossoverの学生メンバーが来る12月に企画している「アジア開発銀行、フィリピンの開発現場を巡るスタディツアー」の予告が共有されました。
懇親会終了後、場所を御茶ノ水駅界隈の居酒屋へと移したCrossover参加者同士の議論と交流は、二次会、三次会、四次会・・・と時間の経過と共に熱量を増し、深夜二時半を回った頃、ようやく最終解散となりました(最後までお付き合いいただいた方、大変お疲れ様でした)。

 

4 終わりに (今後の予定と運営ファシリテーターからのメッセージ)


参加型フォーラムの後半に、Crossoverの最年長ファシリテーターである植木正裕、最年少の学生ファシリテーターである堀越優行から、今後Crossoverの公式なディスカッション大会の予定について以下の通り発表がありました。

○ 2019年1月5日(土) 財政を通じて考える、国と個人の関係性(仮称)
○ 2019年4月半ば 児童虐待の撲滅に向けて一人ひとりが出来ること(仮称)

参加型フォーラムの締めの挨拶で運営ファシリテーターのチョリ(服部真子)からお話をしたとおり、Crossoverは、好奇心・向上心・公共心を旨に、リーダーシップやファシリテーション力を高め、社会に貢献していきたい、という想いを持っている皆さんの、運営メンバーへの参加をお待ちしています。

運営ファシリテーターのモットーは、「やりたい人が、やりたいときに、やれるだけ、一生懸命。」
皆さん、それぞれ本業や家庭生活等、お忙しいとは思いますが、「やってみたい」「面白そう!」というご自身の心の叫びを耳にされたら、臆することなく、Crossoverの運営ファシリテーターのメンバーに手を挙げてみませんか?「壁」は思った以上に低いものですよ。

 

5 アンケート概要


別紙 [PDF]