一緒に立てよう! 僕のわたしの『未来に向けた行動計画』

一緒に立てよう! 僕のわたしの『未来に向けた行動計画』

官民協働ネットワークCrossover主催
ゲーム&ディスカッション大会

 

 

一緒に立てよう!

僕のわたしの『未来に向けた行動計画』

〜SDGsカードゲーム×Crossover〜

 

 

報告書

 

 

1.全体総括


2月3日(土)午前9時50分より、東京医科歯科大学にて、「一緒に立てよう!僕のわたしの[未来に向けた行動計画]SDGsカードゲーム×官民協働ネットワークCrossover」を開催しました。イベント前半で、一般社団法人イマココラボが開発した「2030SDGsカードゲーム」を体験させて頂いた後、イベント後半では2030年の理想の世界に関するグループ ワークが行われました。
今回は、当局にて事前に班分けを実施せず、参加者が会場全体を歩き周り、2030年の理想の世界に向けて目的意識を共有する仲間を探し(マッチングウォーク)、グループごとに2030年の理想の世界とその実現のためのプロジェクトを議論(プロジェクトカード作成)しました。これまでより一層参加者が会場を動き回り、全員が楽しめる企画となりました。当日のタイムラインは以下の表の通りです。

流れ 内容
SDGsカードゲーム体験
(1時間10分を予定→1時間40分で実施)
■導入プレゼン・SDGsカードゲーム体験
○SDGs概説、ゲームルールの説明
○ゲーム体験
○振り返り
○個人ワークシート記入
グループワーク
(50分を予定→40分で実施)
■マッチングウォーク
○仲間探し
■プロジェクト作成・議論
○2030年の理想の世界
○その実現のためのプロジェクト
ヒロ&ケンボーSHOW
(40分を予定→20分で実施)
■各班のプレゼンテーション
★司会:ケンボー
★コメンテーター:ヒロ(イマココラボ)
閉会
(10分)
■Crossoverファシリテーターからの挨拶
○今後の活動の案内
○アンケート記入

 

 

2.SDGsカードゲーム体験


まず、イベント企画リーダーである福嶋慶三(環境省)から、SDGs概説及びカードゲームの説明に関する導入プレゼンが行われました。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略であり、2015年9月の国連総会で採択された、2030年までに達成するべき17の目標のことを指すそうです。
MDGsの後継にあたるSDGsは「2030年までに誰も取り残されない社会を実現しよう」という理念のもと、現役世代だけでなく将来世代まで含めた、経済・環境・社会の安定や発展を重視するようです。
福嶋は、「中国やインドにおいては現在、大気汚染が進行しており、空気清浄機を10機置いている家庭もある。」「日本においても過去に、高度経済成長期に深刻な環境破壊を経験してきた。」といった具体的なエピソードを交えて、経済・環境・社会の3つのキーワードで構成されるSDGsの重要性を熱く語りました。
次に、福嶋は、イマココラボが開発した「2030SDGsカードゲーム」の説明を行いました。会場が一つの世界であり、各テーブルはそれぞれ一つの国であるということ、各国の交渉は相手との合意によって進められるということを参加者全体で共有しました。

カードゲームは次の手順で進行していきました。参加者は初めに、このカードゲームのゴールとなる「人生のゴール」を決めます。「人生のゴール」は2文で構成されています。配布されるカードには、①「人生のゴール」を達成するための「プロジェクト」、②「プロジェクト」の実行に必要なお金や時間、③「プロジェクト」の実行によって得られるお金と時間、④経済・環境・社会の「世界の状況メーターの変化」、の4項目が記載されており、プレイヤーは、お金と時間を使ってプロジェクトを実行することで人生のゴールを達成することを目指します。プロジェクトの中には「世界の状況メーター」が一定の水準でないと実行できないものもあります。

カードゲームは、前半戦10分・後半戦15分で行い、この間プレイヤーは世界を自由に動き回り、他国との交渉やプロジェクトを行いました。福嶋は、前半戦終了時点において、その時点の「世界の状況メーター」が示す「経済―絶好調・環境ー危機・社会―分裂」という状況を具体的にイメージできるような中間発表を行いました。この時点で大半のテーブル(国)が「人生のゴール」達成を主張したことに対して、福嶋は、「人生のゴール」達成条件には2つあることに注意するよう促しました。先述の通り「人生のゴール」は2文で構成されています。1文目は、「ゲーム終了時点で、~のカードを〇枚持っている」といった各国で達成すべき個別目標であるのに対して、2文目は、「誰もが生きる意味を感じられるような豊かな世界に住んでいる」といった世界で達成すべき全体目標だったのです。

カードゲーム後半では、各国の交渉に変化が見られました。ただ単に自国の個別目標を追うのではなく、世界の全体目標達成に向けて、経済・環境・社会を改善するように各国で協働するような交渉が繰り広げられました。後半戦終了時点では、「世界の状況メーター」は「経済―絶好調・環境―良好・社会―豊潤」となり、見事、世界の全体目標が達成されました。

カードゲーム体験を通じて、参加者は、
〇自国の目標達成の土台となる経済・環境・社会の大切さ
〇自国の強み・弱みを世界に強く発信し、協働することの重要さ
といった学び・気づきを得られました。

カードゲーム終了後の振り返りにおいて、福嶋によって、①世界が繋がっているということ②自分自身も起点の1つだという2つの学び・気づきが、「安いスナック菓子が売れると地球温暖化が進む」という印象的なお話と共に会場に届けられました。普段、私たちが日常生活で行う何気ない所作が、思わぬ形で世界の状況に影響を与え得る、ということです。カードゲーム体験を通じて、参加者は楽しみながらSDGsの本質を学び、新たな気付きを得られる時間を過ごすことが出来ました。

 

3.グループワーク


参加者は、後半のグループ ワークに先駆けて、①2030年の理想の世界やゴール、②その実現のために自身がやりたいと思っていること・プロジェクト、の2点を個人ワークとして紙に書き出し、会場を歩き周り共通の目的意識を持つ仲間を探しました。

その結果、次の様な9グループが出来上がり、各グループごとに、
①2030年にグループが目指す理想の世界
②その実現のためのチームのプロジェクト
を議論し、プロジェクトカードを作成しました。グループの議論につきましては、各ファシリテーターが纏めた以下の報告書をご参照下さい。

チーム名 ファシリテーター名
AIが世界を変える 服部 真子 (NHK World)
寄せ集め 笠井 貴代 (IP Dream Inc.)
男組 堀越 優行 (東京理科大学)
ひらけー 平野 慧 (厚生労働省)
スマイルコミュニティ 多田 哲朗 (東京大学法学部)
コネクション 宮野 (エネルギー関連会社)

 

△プロジェクトカード作りディスカッション報告


チーム名
<AIが世界を変える>

ファシリテーター
服部 真子(所属:NHK World)

メンバー構成
○職 業 国家公務員:1名、地方公務員:1名、会社員:4名
○年齢層 20代:2名、30代:3名、40代:1名

グループの解答
目標番号3,8

2030年に目指すのは「みんなが、自分の人生(仕事・価値観・楽しみ方)に大満足して生きている」世界。
その実現のために「AIを活用し、様々な年代・職種の働き方をガイド&データベース化することで、理想的な働き方に結び付けるプロジェクトをする。(仕事のZOZOタウン)

具体的なプロジェクト
○ チームの構成員の目指すゴールは、大きく、働き方・生き方・価値観に注目していた。議論を進めるうちに、働き方と生き方を自由に選択できる、また自由な価値観を持つことができる、ということを望んでいた。そのためには、まず「自分で決めていい」という心構えを持つこと&持てること、持った後に選択できることが必要になることが分かった。
○ ここで、構成員のそれぞれのスキルに目を向けた。新規ビジネスに予算を割り当てができるひと、AIの開発ができる人、マッチングサイトを作れる人、アイディアがある人が揃っていた。これらを掛け合わせてプロジェクトを構成しようと考えた。
○ まず、様々な人のキャリアパスのデータベースを作る。例えば、ある企業のA社長は22歳の時にした選択、30の時、40の時、50の時など、島耕作シリーズのデータ版の様なものだと思ってほしい。多くの人のデータベースを閲覧することでユーザーが多様な生き方を選択しやすくすることが狙いだ。そして、自分の経歴のみではなく、性格や、無形の特技、やってみたいこと、情熱などをランダムに書き込むことで、それを求める企業や職種を割り出すことができるマッチングサイトを並列で構築する。これをデータベースと紐づけて自分と似たような考え方やキャリアの先輩・後輩を探すことも可能にする。

ファシリテーターの感想
○ 短い時間だったが、できうる限りチームメンバーの持ち味を生かしたプロジェクトを練り上げることができたと思う。
○ アイディアマン・技術者・資本家が揃うとプロジェクトが実現することがよく分かった。実社会でのプロジェクト構築へ向けて何ができるかあらためて考えたい。

文責 ファシリテーター
服部真子(ちょり)


チーム名
<寄せ集め>

ファシリテーター
笠井 貴代(所属:IP Dream Inc.)

メンバー構成
○職 業 国家公務員:2名、会社員:2名、弁護士:1名、学生:1名
○年齢層 20代:3名、30代:3名

グループの解答
目標番号4,7,8,16,17

2030年の理想な世界は「自己決定が最大限に尊重される世界」。
個々人の関心はそれぞれ異なっていた。美しい自然や未来のエネルギーなどの環境や、「一人一人が納得できるかを大事にする社会」や、多様性を広げること、ジェンダー等。
多様であるがゆえ、全てに共通する「自己決定が最大限に尊重される世界」が抽出された。

具体的なプロジェクト
○自己決定を支援するような教育メニューについて議論した。これについて出された意見は以下のとおり。
-理想の世界を目指すために、やはり教育が重要である視点が出たため、「自己決定を支援する教育メニュー」が必要という結論が出た。
○ライフスタイルの選択を支える情報番組づくりについて議論した。これについて出された意見は以下のとおり。
-環境に優しい社会を作るためには、消費者が物やエネルギーなどの選択をする時に、そのライフスタイルの選択について情報を知らなければ選択はできない。そのための情報を消費者が得られるようにするための番組作りを行う。

※メンバーの一人がテレビ番組ディレクターということもプロジェクトが”番組作り”となったきっかけ。

ファシリテーターの感想
○SDGsの1つのゴールに向かうチームとは異なる今回集まったチームは皆バラバラ。しかしゴールは共通していた。そこをメンバーで丁寧に確認し合いながら、目指すゴールについて話し合うことができ、とても心地よい場となった。
○メンバーそれぞれが尊重し合うけれど、自分の大事にしている考え、価値観は譲らず意見を重ねていた。前半に会場の参加者総動員でSDGsカードゲームで世界のゴールを一緒に目指した一体感もその場の温かな空気を作ったようにも思う。
○前半のSDGsカードゲームを通じて現代社会にも必要な「足りないもの、余っているものについて声を上げ合う大切さ」が、最終発表の時の「やりたいことが全部わかるプラットフォームお見合いサイト」「人と人とのつながり」など共通していたのも印象深かった。

文責 ファシリテーター
笠井 貴代(たかよ)


チーム名
<男組>

ファシリテーター
堀越 優行(所属:東京理科大学)

メンバー構成
○職 業 国家公務員:2名、会社員:1名、自営業:1名、学生:1名
○年齢層 20代:2名、30代:1名、40代:1名、60代以上:1名

グループの解答
目標番号1,8,10,16

2030年の理想な世界は「所得格差のない平和な世界」。

具体的なプロジェクト
○「国際的な人脈ネットワークの構築」について議論した。これについて出された意見は以下のとおり。
-世界平和の実現のためには、世界中の仲間と繋がり、協力する必要がある。
-国際的な大会を開催し、親睦を深める機会を設ける。(例:国際紅白歌合戦)
○「発展途上国への経済支援」について議論した。これについて出された意見は以下のとおり。
-発展途上国に暮らす人々に仮想通貨を送金する。
-仮に1日1円で暮らしている地域に日本における100円分の仮想通貨を流通させることが出来れば、100日分の生活が賄えるのではないか。
○「新規雇用の創出」について議論した。これについて出された意見は以下のとおり。
-発展途上国の技術水準等向上のために日本の優れた技術やノウハウを提供する。
-地域ごとにシングルマザーと雑多な仕事を集め、各シングルマザーに雑多な仕事を割り当てることも可能なのではないか。
○「志の重要性」について議論した。これについて出された意見は以下のとおり。
-政府や民間を活用し、国際貢献していこうとする一人一人の熱意・志・行動がやがて、「世界経済の発展」や「世界平和の実現」に繋がっていくのではないか。

ファシリテーターの感想
○私達一人一人という視点から「世界経済を発展させる」「世界平和を実現する」という2つのゴールを包括的に捉えることが出来た。
○仮想通貨の利用を進める上での課題やその解決策・説明責任等、プロジェクトの中身を詰めていくことが出来れば、より現実的で具体的な議論を展開できただろう。

文責 ファシリテーター
堀越 優行(ほりー)


チーム名
<ひらけー>

ファシリテーター
平野 慧(所属:厚生労働省)

メンバー構成
○職 業 国家公務員:1名、会社員:1名、自営業:1名、教師:2名、保育士:1名

グループの解答
目標番号1,4,5,10

2030年の理想な世界は「貧困、差別がなく、教育機会が充実した、誰もが自己実現できる社会」

具体的なプロジェクト
○大学を卒業した後就職して勤め続けるといった、“本流”と思われるようなルートから外れても戻れるような仕組みづくりが必要という議論になった。例えば以下のとおり。
-高校を卒業した段階で就職して、数年働いた後にまた大学に入る
-働きながら大学で学位をとる
-起業して失敗してもまた就職できる

○このような多様なパス、多様な生き方が認められるようになれば、マイノリティに対する差別や経歴に関する偏見などもなくなっていくと考えた。

○こういった仕組みづくりを進めていくため、教育現場等で、このような生き方も肯定する教育をしていくこと、一人ひとりの市民として多様なあり様を受容する感性を育てていくこと、世の中と自分にとって必要なものを主体的に考え、学ぶことができるよう主権者教育的なものを充実させていくこと、といったアイディアが出た。

ファシリテーターの感想
○参加者それぞれの立場で実践可能なプロジェクトを立てることができた。
○一方で、目標やプロジェクトが日本に閉じてしまった感があり、SDGsの実現という観点からはやや離れたプロジェクトになってしまった。

文責 ファシリテーター
平野 慧(ひらけー)


チーム名
<スマイルコミュニティ>

ファシリテーター
多田 哲朗(所属:東京大学法学部)

メンバー構成
○職 業 会社員:3名、NPO:2名、学生1名、監査法人1名
○年齢層 20代:1名、30代:4名、40代:1名、60代以上1名

グループの解答
目標番号17

2030年の理想な世界は「人々・企業が協力して、「貧困、不平等をなくす」などの目的を実現する」。

具体的なプロジェクト
○まず、課題は何かを共有した。私達は「SDGsの達成はマジックワードであり、各々描いているイメージが異なっている」「様々な規模での話し合いがまだ行われていないため、現場の抱える問題等潜在的な課題を発見できていない」ことを課題とした。

○その課題解決のため、「全国的に小さな規模での話し合いを始めコミュニティを作り、その小集団を統合して大規模にしていくことで大きな潮流を作る」ことが具体的に行うべきこととして挙げられた。

○貧困問題の解決など、SDGsの具体的な課題に直接アプローチするのはどうかという意見も出たが、この班のメンバー全員が課題と感じていることは「パートナーシップの不足がもたらす個別の課題解決の未達成」であったため、特に個別の課題を解決するための施策を講じる、という話にはならなかった。

ファシリテーターの感想
○似たような問題意識を持ったメンバーで集まったため、大きな齟齬がなく進んでいったのはよかった。
○けんぼーさんから尋ねられたように「具体的なプラン」を生み出すことができなかった。
ファシリとして具体的に自分たちがなにをするか、できるか話し合うようにもっていこうとしたのですが、力不足だった。
「多様な人たちによる話し合いが不足しており、それを行うことでゴールを共有する」という一般論に落ち着いてしまったのが心残り。

文責 ファシリテーター
多田 哲朗(ただっち)


チーム名
<コネクション>

ファシリテーター
宮野(所属:エネルギー関連会社)

メンバー構成
○職 業 会社員:3名、団体職員:2名、学生:1名
○年齢層 20代:2名、30代:4名

グループの解答
目標番号17

2030年の理想な世界は「もっと人とつながれる社会」

具体的なプロジェクト
○世界を変えるための17の目標のうち、参加者の目標番号として6つ(4:質の高い教育をみんなに、5:ジェンダー平等を実現しよう、10:人や国の不公平をなくそう、11:住み続けられるまちづくりを、16:平和と公正をすべての人に、17:パートナーシップで目標を達成しよう)があがっており、目標範囲が広かった。そのため、理想とする世界・社会について、参加者同士がより身近に考えられるように選択した目標をより具体的にした世界・社会に落とし込んで各自意見を出し合うこととした。以下の意見が出た。
-いろんな人とつながれる社会
-仕事を通じてみんなが幸せになれる社会
-持続可能な世界で人々が互いに協力できる社会
-紛争がない世界
-自分の好きなことができる世界
-すべての人が平等に質の高い教育を受けることができる社会
-国際交流が可能な社会
○上記の理想とする世界・社会を作るための土台には「もっと人とつながれる社会」が必要であり、それを達成するために、何かしら同じ目標を持つ人がつながりあえる場/交流できる場を作りたいとの考えに至った。具体的には、以下の通り。
-Crossoverのような団体と団体を結びつける
-一人一人が人を紹介し続ける(人の紹介で輪を広げていく)
-クロスオーバーに留学生を連れてくる、などなど。

ファシリテーターの感想
○当初参加者の達成したい目標番号の幅が広かったが、最終的には話し合う中で17:パートナーシップで目標を達成しよう、という共通目標が選択され、また、2030年の理想な世界は「もっと人とつながれる社会」に集約された。各自の持つバックグラウンドや経験知を踏まえた活発な意見交換があり、「人とつながれる社会」の実現のために、明日から実行可能なプロジェクトを計画・提案することができた。
○参加者の目線が広く、国内だけでなく海外にも目が向いた広い発想ができていた。
○SDGs実現のためには人と人とがつながることは不可欠であり、核をついた目標・プロジェクトになったと感じた。

文責 ファシリテーター
宮野(れい)

 

4.ヒロ&ケンボーSHOW


まず、各グループの代表者がグループ ワークで作成したプロジェクトカードの内容を約1分でプレゼンを行い、各グループのプロジェクトを全体で共有しました。
その後、司会進行をCrossoverファシリテーターの下村健一が、コメンテーターをイマココラボの鈴木宏和さんが担当し、会場にシェアされた各グループの「2030年における理想の世界・ゴール」と「その実現のための具体的なプロジェクト」を有機的に結びつけ、参加者全員で「2030年に向けた未来予想図」を作り上げていきました。
下村、鈴木さん、参加者間の白熱した議論で出された意見は主に以下の通りです。

○AIを活用することで子供達により多様なロールモデルの教育が出来るのではないか。
○もっと人と繋がれる社会をつくるために、人々が交流できる場・機会が必要。
○各班プロジェクト達成のために、仮想通貨は有効ではないか。

一つ一つのグループで考えたプロジェクトが繋げられて、一つの「未来予想図」が完成した様に、SDGsの17の目標においても、これらは相互に関連があり、繋がっているので、それぞれの目標を一つ一つずつ達成していくのではなく、17の目標全てを同時に達成していくことが望ましい、という学びを会場全体で共有しました。
加えて、下村は、「今後私達は、目の前の「未来予想図」に欠けているアイディアは何か、という点に思いを巡らせる必要がある」というメッセージを参加者に語りました。

 

5.アンケート集計結果


参加者アンケートの集計結果は次の様になりました。
アンケートにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

<情報入手経路について>

<イベント全体について>

○主な意見
・初対面の人とも協力しながら一つの世界を作り上げていくというイベントの進め方が面白かった
・多様な分野の方と交流できて楽しかった

<カードゲーム「2030SDGs」について>

○主な意見
・初対面の方と相談し、行動することでお互いに影響し合えることを体験できた
・自分の目標が達成して初めて、社会に目が向き社会貢献の意識が芽生える過程が面白かった
・最終的に、自分のチームのゴール達成と共に、経済、社会、環境のバランス均衡も達成できて良かった
・ゲームの進め方が難しかった

<プロジェクトカード作りディスカッションについて>

○主な意見
・異業種の方と「繋がる」こと、アイディアを「繋げる」ことの大切さが分かった
・ファシリテーターの人柄、議論の運び方が良かった
・時間が短かった

<ヒロ&ケンボーSHOWについて>

○主な意見
・各チームの発表が繋がっていき、アイディアの広がりを感じられた
・時間が短かった

 

6.最後に


今回、会場のご提供にご協力頂いた東京医科歯科大学並びに、SDGsカードゲーム体験にご協力頂いた一般社団法人イマココラボ、「ヒロ&ケンボーSHOW」でご活躍頂いた鈴木宏和様、そして朝早くから、当イベントにお越し頂いた皆様にこの場をお借りして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。